舌側矯正Lingual

舌側矯正とは、歯の裏側(舌側)に装置をつける矯正方法で、昔は「見えない矯正」と言われていました。しかし、日本矯正歯科学会の医療広告ガイドラインによって「見えない矯正」や「裏側矯正」という表記が「舌側矯正」という文言に統一されています。

このような方に適しています

  • 目立たない装置で矯正したい
  • 周囲に気付かれずに治療を終えたい
  • 出っ歯が気になっている
  • 装置の見た目を気にせず
    綺麗に治したい
このような方に適しています

舌側矯正は、人前でお話をする機会の多い方やお友達や同僚に矯正治療をしていることを知られたくないとお考えの方にぴったりの治療法です。

舌側矯正について

舌側矯正は目立たないという特徴にくわえて、歯が引っ込みやすいという特徴があります。そのため、出っ歯の方に特におすすめの治療方法です。他にも上下の前歯に隙間があいている「開咬」などのケースに適した方法でもあります。

舌側矯正について

デメリット

  • ・装置に慣れるまで発音しにくいことがある
  • ・唇側矯正に比べて治療費用が高額
  • ・歯磨きが難しくなる

しもだ矯正歯科クリニックに
おける強み

当院が舌側矯正をメインに行うようになったのは、院長である私の矯正経験がきっかけでした。「患者様には見た目を気にすることのない矯正治療をご提供したい」という思いで舌側矯正に力を入れて取り組んでいます。当院では約8割の患者様が舌側矯正を選択されます。※

※成人矯正を対象に集計しております

  • 2018年:251人中222名が舌側矯正
  • 2019年:250人中209人が舌側矯正
  • 2020年:228人中181人が舌側矯正
  • 2021年:219名中180名が舌側矯正
  • 2022年:253人中166名が舌側矯正

1.舌側矯正に対する自信

従来はしっかりと治らないといわれた舌側矯正ですが、舌側矯正でもしっかりと治すことができる治療技術を習得するために日々研鑽を重ねてきました。唇側矯正と変わらない治療期間や治療結果に自信をもっております。

1.舌側矯正に対する自信

2.違和感や痛みへの配慮

通常の舌側矯正の場合、舌に矯正装置が擦れて違和感や痛みがでることが多くなります。そのため当院では、使用する装置にこだわり、舌に擦れても痛みがでにくい形状の装置を使用しております。

2.違和感や痛みへの配慮

3.院内技工士との連携

院内に専属の歯科技工士が常駐し、全ての矯正装置の作製を行っております。密に連携をとることができるため、歯科医師の治療計画を正確に反映した矯正装置を作製することが可能です。

3.院内技工士との連携

快適性を追求した装置を使用

リンガルブラケット矯正装置
(エッグブラケット)

矯正治療中、少しでも快適にお過ごしいただけるよう、なるべく小さなリンガルブラケット矯正装置を使用しています。名前からも分かるように、卵型の丸みを帯びた形の装置で、舌で触った際のストレスを軽減することができます。それだけでなく、歯とワイヤーの距離が近い設計になっていることで、よりダイレクトに歯をコントロールできる装置でもあります。

リンガルブラケット矯正装置(エッグブラケット)

舌側矯正との組み合わせ治療

費用でお悩みの方へ

上下とも舌側矯正を行った場合、どうしても費用が高額になってしまうため、悩まれる方も多いのではないでしょうか?上あごには舌側矯正を、下あごは唇側矯正(歯の表側からの矯正)を選択することで、費用を抑えながら目立ちにくい矯正治療を行うことができます。

費用でお悩みの方へ

より良い仕上がりを目指して

当院の舌側矯正において、歯科矯正用アンカースクリューの併用はなくてはならないものです。舌側矯正は歯が引っ込みやすい特徴がありますが、引っこみすぎることを防ぎ、より美しい仕上がりに近づけるため歯科矯正用アンカースクリューを固定源として活用した治療を行っております。

より良い仕上がりを目指して

治療例

Case.1

  • 主 訴
    八重歯が重なっている
    診断名
    叢生
    年 齢
    19歳
    治療に用いた主な装置
    リンガルブラケット矯正装置(エッグブラケット)
  • 抜歯部位
    上下左右4番
    治療期間
    2年11ヶ月
    治療費用
    1,385,100円

リスク・副作用

  • ・矯正装置が付いていることで歯磨きが複雑になり、虫歯や歯肉炎になるリスクが高くなります。
  • ・患者様の協力が得られないと、治療期間や治療結果に影響を与えます。
  • ・装置による痛みや不快感がありますが、1~2週間で慣れることがほとんどです。
  • ・歯が動き方には個人差があるため、予想された治療期間が延長することがあります。

Case.2

  • 主 訴
    前歯が出ているのが気になる
    診断名
    上顎前突
    年 齢
    26歳
    治療に用いた主な装置
    リンガルブラケット矯正装置(エッグブラケット)
  • 抜歯部位
    上下左右4番
    治療期間
    3年4ヶ月
    治療費用
    1,385,100円

リスク・副作用

  • ・矯正装置が付いていることで歯磨きが複雑になり、虫歯や歯肉炎になるリスクが高くなります。
  • ・患者様の協力が得られないと、治療期間や治療結果に影響を与えます。
  • ・装置による痛みや不快感がありますが、1~2週間で慣れることがほとんどです。
  • ・歯が動き方には個人差があるため、予想された治療期間が延長することがあります。