MFTとは「口腔筋機能療法」のことをいい、口腔筋(舌や唇、顔面の筋肉)を強くするトレーニング方法です。訓練によって舌やお口周りの筋肉の正しい動きが身につき、舌癖が修正されることで矯正治療がスムーズに進行しやすくなります。また、外科矯正を行うと1日で顎の位置と咬み合わせが変化してしまいますが、MFTによって新しい咬み合わせに合った舌の位置、筋肉のバランスを整えることができます。
上下の歯の間に舌が出ていたり、ものを飲み込む時に舌を突き出したり、舌を出す癖を「舌癖」といいます。舌癖があるといつも舌が下方や前方にあり、歯を押していることがあります。
特に飲み込む時には強い力が歯に加わるため、歯並びを乱し、不正咬合を招くリスクがあるといわれています。また、会話をする時に歯の隙間に舌が入ることによって、舌足らずな発音になることもあります。
測定の結果、MFTを採用と判断された時は、以下を目標としてMTFを実施します。
人は1日に、飲み込む動作(嚥下)を600~2,000回、無意識に行っています。
正しい飲み込み方は、下記のような一連の動作となります。
カウンセリング受診の際には紹介状をお持ちください。
かかりつけ医からの紹介状をお持ちの方は受診の際にご持参下さい。
歯科医院、クリニック(以下、かかりつけ医等といいます)からの紹介状をお持ちの患者様は持参されますようお願いいたします。
当院とかかりつけ医等との連携がスムーズにいくようお手伝いしております。
*当院では紹介状を持参されない場合、通常通りカウンセリング代3,000円+税を徴収いたします。(2016年4月1日より)
かかりつけ医とは? ~かかりつけ医をみつけましょう~
患者の皆様のお口の健康状態を一番よく理解し、把握しておられる先生のことです。
患者の皆様の日常の管理はかかりつけ医の役割です。
定期的なメンテナンスや、お口の健康管理など‥‥
まずは「かかりつけ」の先生にご相談ください。
かかりつけ医で対応できない、歯並びのより詳しい検査や治療が必要な場合には、かかりつけ医の紹介状をご持参の上、当院をご受診ください。
なお、当院の役割である矯正に必要な検査、診断、治療実施後は、再びご紹介頂いた、かかりつけ医に治療継続や経過観察等の役割をお願いすることになります。